富士商店の女将に紹介していただいて
日本の繊維業 児島のデニムに大きく貢献してこられた
石川邦夫さんにお会いしました。
当時の貴重な体験をお聞きすることができました。
昭和20年代に東京に丁稚奉公にいかれてから繊維の業界に入られたそうです。
その後 岡山に戻られてから,
児島で学生服の生地を 全国に広めたり,まだジーンズが日本に入っていなかった頃
アメリカでの ジーンズショップの視察やデニム生地を買い付けるまでの ご苦労をお聞きし、おどろきの連続でした。
あの有名なデザイナー キクチタケオを 「菊池のタケちゃんが・・・」と 言われていたり、ドン小西とゴルフ仲間で・・・などなど。
高校生の時に 大好きだった服のブランド 「Do family」の生地も すべて納品していたというお話をお聞きしました。
お話をさせていただけて 光栄でした。
いま 石川さんは 児島で柿渋で染めた帆布生地をつかって 写真家浅井慎平さんも愛用の上着や、スリッポンや斜めにかけると便利なバッグなどをつくっていらっしゃいます。
こっくりとした 深い茶の色は なかなか出せるものではないそうです。
富士商店に 並んでいます。
ぜひ 足をお運びください。
それにしても 。。。。
富士商店(商品や店構えも含めて)と女将の魅力で足を運ばれるお客様の多いこと・・・・
そして 第一線で活躍されている方々が、この 富士商店を選ばれている事実・・・・
なんなのでしょうね・・・・。
根強いファンがいる このお店。
すごすぎです。
※ ブログへの掲載と写真の撮影の許可をいただきました。
ライオン山型クリップ No.12
富士商店で また 買ってしまいました。
このたのもしい力持ち。
レシートの束も
子供のテストの束も(笑)
裏をメモにつかおーとしてるチラシも(笑)
没にしたラブレターも(笑)
120枚まで がっしりとつかんでくれちゃう頼もしさ。
で、富士の回覧板によりますと、購入者のほとんどが
熟女・・・年配の(おっと)らしいです(笑)
ちがいます。ちがいます。
このネタ 知ってて 買ったんですってば。
でも やっぱり この肩のラインが魅力的(ポッ)。
岡山の出石町
どうして こんなにこの界隈に惹かれるのか・・・・。
そこで まず第一弾!
富士商店の女将に 承諾をしていただいて いろいろと書かせていただくことにしますね。
(ちゃうやろ!と 言いたくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも 私の主観です。。。。念のため。)
なんとなく好き・・・が一番しっくりくるのだけど、
ho・ho・u*を始めてからは この 富士商店という場所から すべては始まった!!みたいなところもあったりなかったりで、
とにかく 私は みなさんに 富士商店に行ってみてもらいたいのです。
うわっ 渋っ!
正面のガラス戸をガラガラとあけて店内にはいったところすぐ。
このお店のつくりが呉服屋さんのような陳列棚や 畳のところがあったりして
そこに 今はアンティークの鏡と小さな文机(かな)。
DR.マーチンの青いブーツとアメリカの年代物のバッグ。
かっこいいんですわ。これが。
このラックにかかっている 古着に
もう、すでに的中 ◎ 射抜かれている私ですが・・・(笑)
一枚ずつの写真は撮りませんでしたので。、ぜひ お店で実際にごらんくださいませ。
そのセレクトのおしゃれさ。。。。
古い映画のワンシーンにでてきそうな古着です。
こちらの富士商店さんは
ただたんに 「レトロ」とか「ノスタルジック」とかで
くくってはなりませぬ。
とにかく 「かっこいい。」
女将さんの話では
フランスにも富士商店ファンの方がいるそうです。
ヨーロッパの街並み 旧市街があって
古い歴史も日常に入り込んでいるような生活のなかで
自然に身についている美学・・・・
富士商店に並んでいるモノに共通するものって・・・
「かっこいい」美学 なのかもしれません。
(何度もいいますが、主観です。)
こちらは ウールの御着物です。
洗たくできるので、日常にぴったり・・・だそうですよ。
御着物 着てみたいです。。。。
古着のため価格もとってもお安くて、2000円くらいのものも たくさんあります。
てづくりの素材として買われる方もいらっしゃるとか。
でも でも やっぱり。。。
こんな御着物を着て、後楽園やこの出石町を歩いてみたい。
ぴったりだと思うのです。
左は殿方のお召し物。
高校弓道部員の諸君、いいのがココにあるよ~。
(2015.1.12現在。。。好評につき、もうこの2枚は店頭に並んでませんでした。あしからず。)
こちらも 年代物のブローチ
すごくノーブルな雰囲気です。
コートの衿もとに。
最近は 某書店の文具売り場などでも
そのかっこよさに気付いたのか
ツバメノートやこのライフ社のノートがおかれるようになってますけど・・・・
富士商店さんのオリジナルまであるなんて。
すごいです。
ね、かっこよくないですか??
ちなみにこちらのノートは
赤と黒がありますのです。
おっと
作業時間の赤ランプがともってしまいました。
ほかにもたくさん ご紹介したいのですが、今日はここいらへんで。
せっかくなので、写真のみスライドショーでどうぞ。
娘の16歳の誕生日のプレゼントを買いに
出石町界隈へ。
富士商店で
文具大好きな彼女に選んだのは
金魚みたいな赤と白がきれいな
セルロイドのペンケースと
PRESS MANの0.9ミリのシャープペンシルです。
さて、おなかもすいてきました。
川沿いの cafe moyauへ
いつもは 川の流れが見えるカウンター席へいくのですが、
今日は 2階へ。
小さなこたつの席が空いていました(*^_^*)
冬の寒さも なんのその。
真っ赤なバラ(天板)と
モチーフ編みのカバー
電気スタンド の横には
あなた~♪
あな~た~♪
あなたがいてほしい~♪
なんちゃって。(笑)
古くて新しくて なんだか心が自由です。
「かっこつけなくていいよ。
くつろいでゆっくり長居していってくださいな。」
そういう店主さんの心が感じられるのです。
船小屋の2階で船頭さんがちょっと一息入れている風景を想像してみたり。。。。。
くると いつも 本を読みたくなります。
今日は 持ってきた雑誌BRUTUSの「小津安二郎の映画特集」記事を・・・・。
次は 何を借りようか・・・・と考えながら
メモ魔とあいなりました。
奥さんの自分も お母さんの自分も
ちょっと 置いておいて
この時は ただの私になれる
一人の時間。
ひと時も同じ姿ではない川の流れを 近くに感じながら
心の中の情景を散歩します。
笠智衆さんと(笑)。
ここ cafe moyau から。