村上春樹著「ノルウェイの森」
20代で村上春樹の「風の歌を聴け」にどはまりして(笑)
よんだな~。。。
そしてそのあとに、なんだか言葉がそんな感じ(どんな感じや)に影響を受けたりして。
若かった。
映画「ノルウェイの森」では、服装とかインテリアも含めて
時代が素敵~。
きこちゃんが可愛い♡
精神障害を題材にしていますが、うつ病とかって心の風邪みたいなものだと思っていて、
誰にだってかかりうる病気。
私自身も経験があります。
朝になるととても気分が落ち込んで、夕方になるにつれて平常にもどるあのいやな感覚。
社会から取り残された感じとか。
自分だけがダメ人間で、まわりはうまくいっていると思ってしまったりね。
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なまけているわけではないけれど、
なにもしないで一日をおえてしまう人と
一日バリバリとお仕事をして帰ってくる人との
時間の流れの違いは
心のずれを引き起こしちゃうものだった。
どちらにも感情があって
どちらにも明日があるのだから、
ボタンがかけちがうことがあるのはあたりまえだった。
今思えばね。
でも、穴に落ちている方は助かりたい気持ちが強くて
帰ってくる人にどうしてもすがってしまうんだ。
そのひとだって、つらいのに。
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歌の歌詞にもあるけれど、
幸せになりたいなら、それにふさわしい笑顔がある。。。。
そのことに気が付いたときから
うつのつらい気分を人にたすけてもらおうとする気持ちをすこし抑えて
ひたすら図書館にいっていろんな分野の本を読んだり、
編み物に没頭して作品を仕上げて気分を上げたり、
自分から明るい方へ顔をむけた、、、気がします。
図書館に通うことは運動にもなり、
編み物をすることは、自分でできる作業療法だったり。。。
もちろんお薬の力も借りました。
そうしていると
「それにふさわしい笑顔」を、大切な人に向ける日々が多くなってきました。
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うつ病は体質でもあります。
なので、完全になおるというよりも、
うまく付き合えるようになる・・・というほうが近いかな。
今でも、寝不足が続いたりすると調子が悪くもなる。
でも、以前ほどこわくなくなったかな。
いいことも多いんですよ。これが。
作品作りのヒントって、気持ちが敏感になっているときに降りてくる。
モチーフとか自然からのインスピレーションとか。。。
それにね。
やせる。笑い。
ダイエットよりずっと、自然にやせてしまうので。
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ノルウェイの森。。。
濃い霧の薄暗い森のような感じに
懐かしさと重たさをかんじつつ
とりとめのないひとりごとをおわりますね。
最後までよんでくださってありがとう。
あなたの心の健康をお祈りいたします。
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